2001年発表。4th。今回のメンバーも3rdと同じで、Samoth - Rhytm Guitars. Ihsahn - vocals, Lead Guitars, Bass, Synth. Trym - drums & Perc.。私が生まれて初めて聞いたブラックメタルであり、私をブラックの世界に引き込んだ思い出深いアルバム。あの頃はまだ低音の響きからくる何かも、刻んでいる意味も、デスで歌っている意味さえいまいちよくわかっていなかったです。そんなときに、EMPERORという大胆不敵なバンド名、また殺人するような人たちの音楽ってどんなのなんだろうという、単なる好奇心から、また、最新作が一番いい出来になっているだろうという単純な理由から、彼らのラストアルバムであるこの盤を買ってみたのです。まぁその当時は犯罪するような人たちだと思ってたわけですが、このアルバムを出すころには彼らは(たぶん)改心して、音楽的な方面にその情熱を傾けるようになっていますのでご安心を。そして家に帰って恐る恐る再生してみたのです・・・
・・・・っっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっ!!!!
キーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーターーーーーーーーーーーーーーー!!!!
ってな感じだったのです。こういう世界を知らなかった人でも一気に引き込むものをこのアルバムは持っています。むしろ慣れていない方が、新鮮さも相まってこの感動は計り知れないものになるでしょう。変な偏見や、どうせマイナーミュージックだろみたいな侮蔑の感情を、楽曲自体がむしろ吸い込み浄化して変換し、吐き出して讃嘆の感情にするでしょう。このアルバムを聴くために費やす51:48の時間はきっと無駄になりません。

 

ところで、3rdアルバム製作時からバンド解散の影はあったようで、3rd後SamothがZYKLONを本格始動させたのでそれが加速したため、このアルバムはほぼIhsahn一人の手によって作られたものになっています。Ihsahn以外の手が加わったのはレコーディングの際だけだったようです。そのためか過去のどのEMPERORの作品よりもクラシカルでプログレッシブでアンビエントかつドラマティックな内容になっています。さらにラストアルバムというだけに、楽曲のあらゆるところから終焉に繋がるあらゆる感情、例えば悲哀・憤怒・絶望のようなものがあふれ出ており、それだけでなく、それらの負の感情が緻密な構築美、多種多様な演出、高い演奏力によって昇華され、心地よくさえ思えてきます。負の感情をそのまま、ありのままに映し出した音楽はいくらでもあるでしょうが、負であり普通ならば嫌厭して然るべき感情、このような音楽の場合はより正からは離れているはずの非常に深い悲しみや絶望を、美しく崇高に表現できているものは、楽曲単位ではあってもアルバム単位では、この他に聴いたことがないです。その面では、前作よりもさらに高い所に位置すると思える盤です。また、このアルバムの象徴がPrometheusになっていることからも、邪悪さはこの時期になるとほとんど存在せず、芸術性に変わってきているといえるでしょう。日本語版の解説によると、Prometheusには<前に予め慮る者>という意味があるそうで、彼らは他にも3rdにおいてIcarosを象徴とし、それ以前はLuciferを象徴としていました。このアルバムタイトルをつけた理由は、彼らがPrometheusに対して、IcarosやLuciferを連想させるものであると考えたから、つまり<他とは違う道を進む者>というイメージを重ねたからだといいます。その言葉の通り、EMPERORはその名に負けない常に他とは一線を画した孤高の存在としてあり続けていました。

 

 

さぁ、そんな彼らのラストアルバムをLet’s listen!! ダ!!!黒い系好きじゃなくても全然いけると思うョオ。あ、曲のレビューは稚拙な表現で品質を貶める恐れがあるので、今回は控えさせていただきます。

闇の終焉〜ラストエンペラー〜

1998年〜録音。1999発表。3rd。邦題は闇の黙示録。自分の持っているのは外盤ケース付きのやつですが。個人的にはブラックでは名盤、メタルでは神盤に当たるものだと思います。
彼らの作品の中で最も硬質であり密度が高く物質的な感触をもつアルバムであると同時に、Samothらの求めたデスメタル的要素とIhsahnの求めたシンフォニックでドラマティックなクラシカル的要素が、ショックミュージックの意味合いからではなく、芸術としての視点から見たとき非常に高次元で融合し、成功したアルバムでもあると思います。今までのものは、邪悪かつ神聖でしたが、今作は美麗かつ暴虐。相反するはずの2つを同時に本当に成し遂げるのは、そうそう容易じゃないですよね。こういうのを一つの芸術というのでしょう。2ndのAnthems To The Welkin At Duskから取り入れられ始めた、Ihsahnの歌劇的歌唱法も格段に上達し、Eの遺伝子ではハイトーンも使っています。一応いっておくと、Cradleできけるような高音デスではなく、メタル風の高音です。gtはプログレやアンビエント系も好きなIhsahnの影響であろう複雑なリフと、デスメタルを嗜好するSamothの影響であろう妖しく重苦しく、攻撃的でもあるリフが混ざり合い、さらにいくつかの曲では正統派HMのような聴きやすいリフが、一瞬ですがスパイス的に使われています。Trymの叩くドラミングも前作より躍動するようでありながら、アグレッシブで心から湧き出る感じのものになっており、一言でいえばFaustの要素が加わっているように感じます。前作での叩き方は個人的にあまり気に入らなかったのですが、今作のものは非常に好きです。全体的な音量をみても絶賛できるものであり、全パートが各チューンの各場所で適切な音量を出しています。是非聴いてみましょう。とはいえ、もともと非常に密度が高いためうるさく、更に空間的な広がりを持たせるリヴァーブ的な音像も含むので普段からデス系統に触れている人間でも も し か し た ら アルバム通して聴くのは、疲れて頭痛くなるかもしれません。自分も二回は通して聴けないです。しかしそれは楽曲が退屈なものだからではなく、単に耳と脳が慣れていないだけなので、時間をおいて何回でも聞きなおしてみましょう。普通に聞けるようになれば良さが分かって来るはずです。ブラックメタルの視点からだけでなく、全HMを含めた視点から見直しても高い技術と飽きの来ない構成、感情的な面では攻撃性や叙情性、崇高さを含み非常によくできているので、もう一度言いますが是非聴いてみましょう。
ちなみに今回のメンバーは、Samoth - Rhytm Guitars. Ihsahn - vocals, Lead Guitars, Bass, Synth. Trym - drums & Perc.となっており、baのAlverが抜けたことでIhsahnがbaも兼任することになりました。

・Curse You All Men!
最初の4秒がなかなか肝心な要素になっていると思います。この部分で曲に引き込まれていきます。うねるギターリフ、0:10での高笑い、0:48〜Curse You All Men!から始まるのもいい。1:15付近や1:45付近など、このリフで聞けるアーミングが不穏な雰囲気を醸し出します。1:53〜爆走。その後再び重く進みます。全体的に堂々と力強く進みます。自分が進んでいる道を振り返ることなく信じて、それを貫き通す。頂点に君臨するものは後悔してはいけないのです。失敗したと思われた時は全責任を潔く自分でとるだけです。そんな感じ。格好良いですね。もちろん神曲。

・Decrystallizing Reason
荘厳なリフに空間を広げるsynthが加わり、全曲のように堂々と重々しく進んでいきますが、2:10〜しばらく爆走します。ドラミングが単なるブラストだけではなく色々やってて凄まじい。3:30前後が曲として一番盛り上がって来る山の頂上に当たるところでしょう。かなりsynthが雰囲気を盛り上げてくる曲のように思います。

・An Elegy Of Icaros
悲愴な旋律、歌劇的歌唱から。2:05〜一瞬ノリのいいリフが。このリフだけこの曲のなかで雰囲気が違い、スパイスになっています。前曲とちがい、悲しく重苦しいリフとメロディーが雰囲気を盛り上げる曲になっているように思います。歌に匹敵する強い印象を残して聞こえてきます。

・The Source Of Icon E
妖しいリフから始まり0:35〜から爆走し指数関数的に盛り上がっていく曲です。速い。1:30〜ハイトーン。こういうパートをどのように聞けばいいのかは未だに模索中・・・。あえて対象させるなら、この曲はdr主体のチューン。ブラストを多用しています。

・Sworn
最初の5秒を聞き逃してはいけない。かなり格好良い。めっちゃくっちゃにノリがよく攻撃的なリフとリズムから。一気にテンションMax。1:03でタムロール?タム回し?というのかどうかは知らないが、synthとからまり本当にcoolな部分がある。2:00〜超爆走。もちろんTrym氏ですからただ単にブラストしてるわけではありません。凄まじい。2:53での切り裂くような音出してるdrの音はシンバルかのぅ。この曲はハイハットの刻みが格好良すぎる。神曲。

・Nonus Aequilibrium
0:08でのチェンバロ的な音から重く進むのかと思いきや、いきなり爆走。0:56〜奇怪な複雑なリズムのパートかと思いきや、1:20〜聴きやすいリフが。その後さらに一転して静寂かと思いきや、爆走。このまま走っていくのかと思いきや、2:30〜メロディアスで馴染み易いリフ、更に3:54〜コーラスパートへ。ここはかなり好きです。ミドルテンポですが、格好良く、drも単純なハイハットの刻みをしてたりするわけはないです。Trym氏ですから。

・The Warriors Of Modern Death
鐘が鳴っています。重々しく妖しく進むスローな曲です。1:01からの明らかに違う音の お そ ら く gtが印象的です。1:50で一瞬だけ現れるsynthの旋律が心地よいです。3:00〜語尾の発音をそろえたvo.パートがいい。聴きどころ。

・Of Blindness & Subsequent Seers
終焉の色。これも前曲から流れるように重く進みます。1:43〜歌劇的歌唱が出ますが、しっかりとロック的な感じを持たせた歌い方なので格好良い仕上がりです。その後段々と攻撃的になっていきます。4:48〜再びスローになっていき、クラシックギターとチェンバロの様な音を残して他のパートは音量が下がって消えます。最後の部分は9曲目に収録されています。

・Curse You All Men!(Live)
ボーナス。レビューはライブ盤de。

・Sworn(Remix)
ボーナス。レビューはベスト盤de。

IX Equilibrium

1997年発表。2nd。人によってはブラック史上5本の指に入る伝説の盤。ということで、レビューします。
Ihsahnが後期ではプログレ路線に走っているので確かなことは言えませんが、演奏が一部合ってないように聞こえる部分もあります。それが気になるかならないかも、人それぞれでしょう。
メンバーはSamoth - guitar. Ihsahn - vocals, guitar, synth. Alver - bass. Trym - drumsとなってます。
色々事件を起こしてしまい、Dr.とBa.が変わりました。Trymは元Enslavedのメンバーで、そことは以前スプリットを発表しています。
曲の構成、流れ、音質ともに向上しています。仰々しく、荘厳に、雄大で劇的になっています。シンフォ度up。
前作でも一部の曲はそれを備えていましたが、今回はほとんどの部分においてメロディアスでシンフォニックになっています。
声も後期皇帝のものに変化しています。クリーンも使っているし。
ブラックの特徴の一つである凄まじいドラミングが音質が良くなったことで強調され、さらにGt.も以前より聞こえるようになりました。しかしVo.は小さめに聞こえます。
今回のDr.はよくインパクトの前にタメるような打ち方をします。これらの好みも、かなり人それぞれでしょう。私の場合、好きな部分もあればそうでない部分もある感じです。
そんな感じで、個人的に完璧ではないですが、こっちの世界では上質な盤だと思います。
気になる人は聴いてみましょう。ブラック好きは是非とも聴いておきましょう。
・Al Svart(The Oath)
甘い響きのイントロです。梟の鳴き声などが出てきて、夜の森を想起させます。1:06〜囁くように唄い始めます。かなりアンビエントな感じで、落ち着きます。3:24〜勇壮な雰囲気に。行進曲のよう。そのまま2曲目に雪崩込む。

・Ye Entrancemperium
全楽器で突進してきます。このインパクトは大きいですね。凄まじいブラストが続きます。
0:57〜勇猛でかっこいいです。1:39〜頭振れるリズムになります。2:27でのタメたインパクトがかっこいい。
2:54〜穏やかに。4:37〜最後の猛進。ドラミングがやはり凄まじい。

・Thus Spake The Nightspirit
タメ打ちしまくります。メロディアスな曲。gt.が良く聞こえませんが、複雑怪奇なことをやっている気がします。
2:59〜静かになり終焉へ。Nightspirit embrace my soulと唄い続けます。

・Ensorcelled By Rhaos
堕ちるようなリフとブラストから始まります。1:18〜荘厳に突き進みます。シンフォブラックの醍醐味ですね。
4:49〜再び爆走。ドラムがミスりまくってるのか、難しい技をキメまくっているのかは定かではない。
この曲もメロディアスでシンフォニックです。

・The Loss And Curse Of Reverence
勿論ブラストから。0:53〜暴虐と崇高が融合したパートへ。3:16〜悲壮感が漂います。
4:16〜こちらも再び爆走。今作はエンハンスドCDなので、この曲のPVを見ることができます。

・The Acclamation Of Bonds
仰々しく禍々しいイントロから。0:26〜足が爆走。keyが美しいです。0:57〜ブラストも入ります。
1:25〜のkeyの奏でる旋律がものすごくイイです。是非聴いてほしい。blackなはずなのに浄化されます。
2:07〜一旦落ち着きます。gt.が難しそう。
3:55〜再び爆走。4:38〜ドラミングの音がさらにごつくなっていいです。

・With Strength I Burn
非常にドラマティックな曲。
足は踏みまくり、手は頭振れるあのリズムです。1:25〜荘厳に。声もクリーンです。
3:29〜物語を語り始めます。5:04〜再びブラスト。5:40〜兇悪になりますがそのなかに悲壮を湛えています。
7:18〜終焉へ向かいます。

・The Wanderer
イントロのものとことなり、壮大で悲愴かつ郷愁を感じさせるインストチューン。

・In Longing Spirit
日本盤ボーナス。先行シングルのRevenaceより。かなりスローに進みます。奇妙な声や音も所々で聞こえてきます。1:44〜のDid they comprehendが次第に狂ってきます。
2:39〜のWhat caused its endも同じく。3:07〜段々とスピードアップします。最後は足踏みまくりで、スラッシュビートに。4:22でのDr.が好き。
最後はスローに戻り、なにか悲鳴を上げて喚きながら終了。

・Opus Satana
日本盤ボーナス。上に同じ。勇ましいインスト。オーケストレーションナンバー。gt.ba.vo.はありません。

闇の賛美歌

1993年録音。1994年発表。2004年版。
Black Metal好きでは知らない人のいないEuronymous(1968-1993)殺害事件。その彼に捧げられた盤。
因みに彼がリーダーだったMayhemの1stDe Mysteriis Dom Sathanasも同じ年に発表されています。
このアルバムは、ブラックの神盤De Mysteriis Dom Sathanasに匹敵しうる出来になっています。
ノイズも、ミニやデモのように凶悪なほどは入っていませんし、シンセが強調されていてアンビエントな仕上がりになっていますが、邪悪さは健在で、まだvo.も後期の荘厳で威厳があるというより、咬み付くように喚いており、音楽的にも非常に向上しています。皇帝がシンフォブラックの祖と云われる所以は、きっとこのアルバムを聞けばわかるでしょう。後続に与えた影響は計り知れないものがあると思います。夜の妖艶さが表現されてます。
当時は、悪魔を崇拝しその思想を実践するInner Circleも存在し、コープスプリントもして殺人や教会放火、墓暴き、爆弾テロなどもするような真正ブラックな時代です。なんでも悪事をするほど組織内部での地位が上がるのだとか。Mayhem,Burzum,Emperorの面々はその主要メンバーでした。なぜ1993年2月にはすでにレコーディングをしていたのに、発表が1994年だったのかというと、Ihsahn以外のメンバーはしょっちゅう警察のお世話になっていたからだそうです。
話によるとこれは17歳前後で作り上げられたものだとか。天才ですね。
この後、Samothは放火の疑いで逮捕、Faustは殺人をして逮捕されてしまいました。
Samothは割とすぐ出てこられましたが、Faustは出てこられなかったためDr.が次作からは変わります。
FaustのDsは自分の中で結構好きなので、残念なことです。何かが取り憑いているような、かなりカッコいい音を出します。因みに私は殺人肯定派ではありませんので悪しからず。

・Into The Infinity Of Thoughts
9分超える大作。
イントロが流れだした瞬間から黒雲が立ち込め始めます。目を閉じればそこは夜の森。
0:50〜爆走。後ろでは雷が鳴ってます。シンセが幽霊の怨念のように鳴ってます。
1:37からリズム変わります。ノれる。
1:52のDsがカッコよすぎてやばい。その後また爆走。
3:02〜第一部が終焉に向かっていきます。4:08〜スローダウンして後半へ。
5:56〜第二部が盛り上がり始めます。メインでしょう。7:00〜第二部も終焉へ。
7:24〜再び爆走し始めクライマックスへ。8:35〜のDsの小技がカコイイ。

・The Burning Shadows Of Silence
0:57で一瞬静かになり爆走へ。1:33〜スローダウン。
何かを呟き始め、シンセの雰囲気が堪らなくいいものを出してます。
3:26でのThe Gate Is Opeeeeeen!!がCool。その後爆走し続け終焉へ。

・Cosmic Keys To My Creations & Times
前作収録のものより音質が良くなってます。邪悪さは後退しましたが、美しさ、ロック的なカッコよさは前進しました。名曲の一つです。

・Beyond The Great Vast Forest
1:17〜の盛り上がりがカコイイ。1:48〜スローになります。シンセが妖しいです。
前の3曲に比べると、少し雰囲気的な要素が強い曲。雪の降っている冬のよう。
5分前後のDsの刻みがかっこいい。霧のように消滅。最後に狼の遠吠えのようなものが聞こえます。

・Towrds The Pantheon
静かなシンセから始まります。ノリがいい曲。Dsの技も光る。そんなに速いわけではないです。
2:40のDsの刻みがカコイイ。

・The Majesty Of The Night Sky
絶叫からの爆走で開始。0:36〜スローダウン。なにか喚きまくってます。Dsのドンドコもいい。
2:23〜静かになり、さらにスローダウン。幽玄な雰囲気になり呟きだします。
4:18〜爆走して終了。最後爆発します。

・I Am The Black Wizards
ミニのものより音質が良くなってます。別の曲のよう。邪悪ではないが凶悪。
ノリがよくてメロディアス。Dr.の音も最高にかっこいいものを出してます。切り裂くよう。
1:42〜スローダウン。Dr.は刻みまくります。3:51〜さらにスローダウン。

・Inno A Satana
聖歌が邪悪に堕ちたらこうなるのでしょう。スローで進みます。
今までの曲と歌い方が違います。
3:25で一瞬静かになったら、3:35〜ブラストしまくりの爆走。
最後にInno A Satanaとコーラスして締めくくります。アルバムの最期を飾るに相応しい名曲。

・A Fine Day To Die
Bathoryのカバー。ボーナストラック。ドラキュラ城の庭が見えるような曲。
アコースティックギターと囁きで進み、途中から一変してヘヴィに重々しく展開。
5:52〜アコースティックに一度戻り、6:44〜狂ったソロが入ります。
Sodomをブラックにしたような声で歌っています。
速くはない曲ですが、リズムが強力な印象を突き付けて来るためダレません。名リフ。

・Gypsy
King Diamondのカバー。ボーナストラック。
今までの曲とは異なった雰囲気の曲。明るい。ロックしてます。
しかし皇帝的な荘厳さや幽玄さはもちろん存在しています。

In the Nightside Eclipse [12 inch Analog]

1998年再発。1992年のデモテープ Wrath Of The Tyrantと、1stMiniEmperorをカップリングしたAlbum。リマスター。
1991結成のEmperor初の音源。前半がEmperor後半がWrath Of The Tyrant。邪悪で狂悪。真の暗黒を表わせた数少ない盤の一つ。
メンバーはSamoth - guitar. Ihsahn - vocals, guitar, synth. Mortiis - bass. Faust - drums.
Samoth氏は元々デモの段階ではDr.でしたが、デモが認められてレーベルと契約を交わした後、
Gt.に移行してFaust氏を迎えました。

・I Am The Black Wizards
ヒエェエエエエ!ッ!!ってな感じの叫びから始まります。他に収録されているのより邪悪。
テンション高い。後ろで鳴ってる風の音っぽいのが皇帝らしいと思います。
1:50〜スローダウン。4:00〜さらにスローダウン。このver.ではシンセがしっかり聞こえます。
後ろでごもごも唱えてます。呪詛チック。そのまま霧のように消滅。

・Wrath Of The Tyrant
タイトルトラック。スローテンポから始まります。1:15〜スピードアップ。
2:36での声が悪魔のようです。その後更にスピードアップ。3:20〜最初のテンポに戻ります。

・Night Of The Graveless Souls
はなから爆走。
0:33からシンセ。ノリがいい。0:54のウエッウエッウエッがいい。
その後再び爆走して2回目へ。最後は急激に音量が小さくなり終了。

・Cosmic Keys To My Creations & Times
少し早目でメロディアスな感じから始まり、0:48〜爆走。カコイイ。
この流れが3回ほど繰り返されます。
5:08〜一気にスローダウンして妖しくなります。

・Introduction
超低音。沈むような音質。暗重。約1分。ますます邪悪なものが聴けます。

・Ancient Queen
声もろもろは前半のものより遙かに兇悪。
ヒエェエエエエッ!ッ!!って言ってる声もよろしくなってます。

・My Empire’s Doom
Beyond The Great Vast Forestです。遙かに兇悪になっていますが。
ミドル〜スロー〜爆走します。リフがカッコイイ。4:20〜急に音量小さくなって終了。

・Forgotten Centuries
ギターが珍しく聞き取りやすい音出します。それでも暗黒さは維持。1:30〜スローダウン。
2:06のウェエエエエエエエイィイイァアアアアアア!!!!がいぃですね。

・Night Of The Graveless Souls
グウェッウウェエエエエエエグワウェエエアアな感じ。最初のものとは全然違います。
シンセは入りません。兇悪さはこっちのが上になってます。迫って来るような取り方のvo.

・Moon Over Kara-Shehr
入りのdsがカコイイ。風景のような取り方のvo.喚いてます。
1:44〜gtがブラックらしからぬことをし始めます。一瞬の高揚。
暗黒でいいです。締めのヌヲォオオオンってな感じの音がいいです。

・Witches Sabbath
0:56〜のグロウルやら呪詛的な呻きやらが暗黒。1:35〜爆走。
1:59〜再びスローテンポ。
重苦しい感じになります。3:25〜また爆走、奇妙な声も沢山入ります。
最後爆走。最高に気味悪い絶叫で締めくくりになります。

・Lord Of The Storms
ウウェエエエアッヘァアアア!!な叫びから始まります。
最後はわけのわからないことを叫んで、断末魔の雄たけびで終了。2分ほど。

・Wrath Of The Tyrant
最初のものとは違います。ノイズの具合が邪悪。
0:48のヒエエエエェエエ!!!!はなかなかいいです。スピード上がってテンションアップ。
4分弱の程よい長さの曲。

Wrath of the Tyrant

    
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